日経平均、一時600円超安 NY株下落で売り広がる

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 22日の東京株式市場は、日経平均株価が続落し、前週末の終値より347円95銭安い2万9444円10銭で取引を始めた。下げ幅は一時、600円を超えた。午前の終値は543円15銭安い2万9248円90銭。前週末の米ニューヨーク株式市場では主要企業でつくるダウ工業株平均が下落。東京市場でも売り注文が広がった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が銀行の資本規制の緩和措置を打ち切ると発表したことを受けて銀行株などが売られ、19日のダウ工業株平均は234・33ドル(0・71%)下がった。銀行による国債購入が減るなどとの見方が出て長期金利も上昇。22日の日経平均は、業種別には機械や輸送用機器などが売られた。

 日本銀行上場投資信託(ETF)の買い入れについて、年6兆円との目安を撤廃するとともに、日経平均に連動した商品などの購入をやめ、東証1部全体に投じるTOPIX連動のETFに絞ると公表。19日の日経平均の終値は前日比で400円超下落していた。一方、市場では「日銀のETF購入は市場安定化の切り札として残されており、今後も市場を下支えしていく」(大手証券)との見方も出ている。