「感染気をつけ羽伸ばす」 宣言明けの東京、喜びと不安

有料会員記事新型コロナウイルス

宮崎亮、増山祐史
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 新型コロナウイルス対応で東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏4都県に2回目の緊急事態宣言が出てから約2カ月半。宣言明け初日の22日朝、東京都心では久しぶりに出社したり、旅行に出かけたりする人の姿があった。

 オフィスビルが立ち並ぶJR東京駅前の交差点。信号待ちをしていた東京都世田谷区の男性(58)は、1カ月以上テレワークを続け、久しぶりの出社だ。「やっぱりいいなあ、と思いますね。久しぶりに世の中に出てきたという感じで」。勤務先の金融企業では原則テレワークだったが、22日から週1~2回の出社が認められた。「テレワークは通勤時間を省けるという良さはあったけど、どちらが良いかは捉え方次第ですね」

 新型コロナへの不安はあるが「暖かい季節になっていくし、解除されて気分的に少し楽になる」と話す。

 40代の会社員女性は「テレワークが基本なのは変わらないけど、出社制限が少し緩和された。コロナが急に収まるわけじゃないし、これからも気をつけます」。春の異動を控えた3月下旬の時期とあって、業務の引き継ぎなど対面業務が必要な場合は出社が認められるようになったという。

 スーツケースを手にした川崎市の主婦(56)は、友人3人と車で旅行に出かけるところだった。コロナの影響で予約が2度キャンセルとなった末に、念願の名古屋城観光が実現するという。「宣言中もちょくちょく出かけていました。でも、家族がうるさかったので。きょうからは少し出かけやすくなるかな」と語った。

 朝から次々とバスが行き交う東京・新宿のバスターミナル「バスタ新宿」。午前8時過ぎ、山梨行きのバスを待っていた都内の大学に通う男女4人は、宣言解除に合わせて富士急ハイランド山梨県富士吉田市)への日帰り旅行を計画した。宣言中はお互いに会うのを控えていたといい、男性(21)は「ずっと我慢してたから楽しみ。東京の人が広めたって思われたくないから、感染に気をつけながら羽を伸ばしてきます」。

 都内の金融機関に勤める男性…

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