東海大菅生、選抜初勝利へ 相手は創部5年目の初出場校

野田枝里子
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 第93回選抜高校野球大会日本高野連毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場している東海大菅生(東京都あきる野市)は、24日の第5日第1試合(午前9時開始予定)で、初出場の聖カタリナ(愛媛)と対戦する。チームは6年ぶり4回目の出場だが、春はいずれも初戦で敗れており、選抜初勝利を目指す。(野田枝里子)

 チームは昨夏の都の独自大会の西東京大会で優勝、さらに東東京大会を制した帝京との東西決戦でも勝利した。秋季大会も頂点に立ち、公式戦は負けなしだ。

 秋季大会で8試合を戦い、チーム打率は3割8分9厘、53盗塁。走攻守のバランスが取れている。

 投手陣の柱は、左のエース本田峻也投手(3年)。1年秋からベンチ入りし、昨夏も主力として活躍した。インステップで腕の出どころが見づらい独特のフォームから繰り出す140キロ台半ばの直球と、キレのあるスライダーが持ち味。丁寧にコーナーをつき、打たせて取る投球で秋季大会は計5試合に登板して1完封、計7失点。右のエース鈴木泰成投手(2年)も安定している。

 バッテリーを組むのは福原聖矢捕手(2年)。U15日本代表でも一緒だった本田投手に誘われて東海大菅生に入学し、1年からスタメンでマスクをかぶる。本田投手は「福原がいつも通りのプレーをすれば、優勝できると思っている」。

 攻撃は昨夏を経験している千田光一郎選手(3年)、福原捕手、堀町沖永(おきと)選手(3年)が中心だ。福原捕手は50メートル6秒2の俊足を生かし、秋季大会はチームトップの13盗塁をマーク。千田選手は打率4割8分4厘、4番の堀町選手は5割4分5厘と勝負強い。

 今大会は甲子園で初めて「1週間500球」の球数制限が採用される。東海大菅生は第5日に登場するため、日程が順調で、勝ち進めば、1回戦から準決勝まで1週間以内に4試合を戦うことになる。投手の起用法も鍵を握りそうだ。

 初戦で対戦する聖カタリナは創部5年目で初出場。昨秋の県大会を制し、四国大会準優勝を果たすなど勢いがある。

 右ひじのけがから復帰した栄塁唯(るい)主将(3年)は「抽選会の時に、聖カタリナの主将が『打ち勝ちたい』と言っていたので、負けたくない。選抜初勝利を目標に、一戦必勝で日本一を目指したい」と話した。(野田枝里子)