配膳はロボット コロナで広がる職場、ホテルも図書館も

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三浦惇平
【動画】焼き肉店の配膳係ロボ、コロナ対策も=三浦惇平、岩下毅撮影
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 自動で物を運ぶ「搬送ロボット」が、コロナ禍で打撃を受けた飲食店やホテルに活躍の場を広げている。人手の足りない現場の助っ人として登場し、「非接触」の作業もこなすためだ。伸びしろが期待される市場に、多くの企業が押し寄せる。

搬送ロボット 人間が指示した目的地まで自動で走行し、物を運ぶロボット。無人搬送車(AGV)とも呼ばれる。床に張った磁気テープの経路上を走るタイプや、カメラやレーザーで周囲の状況を認識して自走するタイプがある。調査会社の矢野経済研究所によると、搬送ロボットなどの「物流ロボティクス」の市場規模は2017年度の59億円から、19年度は2倍超の131億円に増えた。30年度には1509億円まで伸びると予測する。

接触避け客席へ

 松阪牛のロースや霜降りの牛タンが名物の焼き肉店「肉の夜市名駅店」(名古屋市)。注文した料理を客席まで運んでくるのは、人ではなくロボットだ。

 「料理をおとりになったら、私の頭をなでてください」。音声で促し、客が手を「頭」にかざしたのを合図にロボットは厨房(ちゅうぼう)へ戻り、次の配膳へ。男性客(22)は「とてもスムーズ。コロナもあるので、接触を減らせるのもいい」。

 この配膳ロボット「PEAN…

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