「みとるだけでいいから」と依頼も 厳しかった第3波

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聞き手・熊井洋美
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 新型コロナウイルス対応として首都圏1都3県に出されていた緊急事態宣言が解除された。しかし、日々の患者数は横ばいが続き、すでにリバウンドが警戒されている。「もう次の波に備えている段階」。埼玉医大総合医療センター(埼玉県川越市)で新型コロナの患者を診てきた感染症内科医の岡秀昭教授はこう語る。

 ――病床の逼迫(ひっぱく)度は、いまはどうでしょうか。

 重症者4床、内科の中・軽症者向け23床の運用は、最も大変だったときの5分の1ほどになりました。

写真・図版
新型コロナウイルスに感染した患者の対応にあたる医師(画像の一部を加工しています)=埼玉医科大学総合医療センター・岡秀昭教授提供

 しかし、本来は中等症から重症者を診る役割を担うべき大学病院で、軽症者も含めてあらゆる症状の患者を診なくてはいけないという尋常でない状況は、いまも続いています。

 ――具体的にどんなことが起きているのでしょうか。

 当院は1月まで、川越市(人…

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