第1回「かき回さなかったのが功績」 河村市長のコロナ対策 

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堀川勝元
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 「名古屋の保健所による地をはう調査、500人態勢でやっている。これだけやっているのは日本中で名古屋だけだ」

 19日、名古屋市長選への立候補の意向表明。河村たかし市長(72)は記者に「何を訴えるか」と聞かれると、開口一番で新型コロナウイルス対策の「積極的疫学調査」の成果をあげた。保健所が感染者の感染経路を調べて封じ込めを図る対応で、市は2020年2月に感染拡大が始まった当初から国より踏み込んだ独自基準で調査してきた。

 国は当時、感染者の「発症日以降」に接触した人を濃厚接触者と定義。聞き取りや健康観察の調査対象としたが、市は早くから「発症2日前」の接触でも感染した事例があると気づき、発症2日前から接触した人にも調査範囲を広げた。

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4期目をめざし、名古屋市長選(4月11日告示、25日投開票)に立候補すると表明した河村氏のこれまでの政治姿勢や手法を振り返ります。

 市の取り組みから約2カ月後、国の基準も「発症2日前から」になった。

 「変異株にもいいらしい」「…

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