娘に性的暴行の罪に問われた父、無罪判決「証言に疑問」

安藤仙一朗
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 当時12歳の長女に性的暴行を加えるなどしたとして、強制わいせつと強制性交等の罪に問われた外国人の男性被告に対し、大津地裁は22日、無罪判決(求刑懲役7年)を言い渡した。大西直樹裁判長は、検察側が立証の柱とした長女の証言について、「信用性に疑問があり、事実を認めるに足りる証拠はない」などと述べた。

 判決や被告の弁護人によると、被告は2017年12月初旬~22日ごろと18年3月21日~4月8日ごろ、県内の自宅で長女にわいせつな行為をしたり性的暴行を加えたりしたとして、19年10月に起訴された。

 判決は、長女の証言が、当時の中学校の担任教師に初めて被害を申告した19年7月以降、捜査段階や公判段階で内容が変わっていると指摘。長女が虚偽を述べた可能性を否定できないと判断した。(安藤仙一朗)