開票なぜ大幅遅れ? 立会人、それぞれ違う点検スピード

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平山亜理、加藤あず佐
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 選挙の開票作業に欠かせない票の点検作業に時間がかかり、翌日の朝方まで確定がずれ込む混乱が、東京都小金井市議選であった。途中経過の発表も次々と見送られ、情報提供に不備も生じた。今年は秋までには衆院選がある「選挙の年」。円滑な開票作業と選挙の中立性を両立するにはどうすればいいのか。

 「日付が変わるころには終わると思っていたのに……」

 空が明るくなった22日午前5時20分ごろ、開票所となった体育館から出てきた女性(47)はつぶやいた。開票作業に立ち会い、投票が有効かを点検する立会人の一人だった。開票作業が始まった21日午後9時以降、1票、1票、有効票にしていいのか確認してから、印鑑を押した。「こんなに遅いのは前代未聞だと他の立会人の方も言っていました。すぐに会社に出勤しないと」と立ち去った。

 市議選(定数24)には36人が立候補。当日有権者数は10万1061人。投票率は40・18%で、投票者数は4万606人だった。市選挙管理委員会は、開票作業が遅れ、30分ごとの中間発表が何度も滞ったことに「立会人の票点検に時間がかかった」と説明する。

 公職選挙法は立会人について…

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