「ライバルだけど…」広島新庄、しぶとい左右の二枚看板

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(23日、選抜高校野球 広島新庄1-0上田西)

 広島新庄は、左右の二枚看板で息詰まる投手戦を制した。

 昨秋からエースの座を争い、背番号「1」をつける右の花田侑樹と左の秋山恭平。先発の花田は140キロ台の直球とカットボールがさえた。八回途中から継投した技巧派左腕の秋山恭平もピンチを連続三振で切り抜けると、その後もコースを突いた投球で無失点でしのいだ。

 迎えた十二回2死一塁。4番打者でもある花田は内寄りのスライダーをはじき返して決勝打に。「秋山が粘ってくれたので楽にさせたかった」。

 秋山も「ライバルだけど、試合になれば信頼している。(花田に)『打って欲しいな』と思っていた」と笑った。

 これで昨秋の中国大会準々決勝から4試合続けての1点差勝ちだ。しぶといチームを2人が支えている。

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 ○宇多村監督(広)「山口投手が想定以上に素晴らしく、しんどいゲームだった。守備はよく守ったが、走塁のミスが出たのは修正したい」