「同情引くためか」地元から批判 克行被告、突然の辞意

有料会員記事河井夫妻の公選法違反事件

東郷隆、西晃奈、東谷晃平
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 2019年の参院選をめぐり、公職選挙法違反(加重買収など)罪に問われた元法相で衆院議員の河井克行被告(58)が23日、東京地裁の被告人質問で、突然議員辞職を表明した。初公判から7カ月。否認してきた地元議員らの買収も、一転して大半を認めた。

 「今日の裁判で辞めると言います。いろいろご迷惑をおかけしました」

 23日朝、後援会長だった男性のもとに、克行議員から久々に電話があった。法廷で辞意を表明したのは、その3時間後だった。

 克行議員は慶応大法学部を卒業後、松下政経塾に入塾。1991年に28歳で広島県議に。96年に衆院広島3区で初当選し、通算7選。20年以上支援した後援会幹部の男性(73)は「政治に一生懸命な印象だった」と語る。だが2019年10月、妻の案里氏(47)=有罪確定で参議院議員を失職=の参院選をめぐり、車上運動員への違法報酬疑惑が浮上。地元での説明を求めても、公の場で克行議員が語ることはなく、男性の見方は変わった。それから一転しての辞意表明に、「驚いた。同情を引くためのパフォーマンスでは」と批判した。

「少しでも選挙有利に?」指摘も

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