北ガスがカーボンニュートラルLNG調達 低炭素化加速

長崎潤一郎
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 北海道ガス(札幌市)は、二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにした「カーボンニュートラルLNG(液化天然ガス)」を、道内で初めて調達した。同社のLNG取扱量の10%をこれに切り替え、「低炭素」の取り組みを加速させる。

 19日、ロシア・サハリン州からLNG約6・4万トンを積んだ運搬船が石狩LNG基地(石狩市)に到着した。LNG自体は従来と同じものだが、採掘から燃焼までの過程で出るCO2を森林育成・保全で相殺している。今回調達したLNGは年間の取扱量の1割に相当し、約21万トンのCO2削減につながるという。

 北ガスはLNGを都市ガスの原料のほか、電力販売参入に合わせて建設した火力発電所の燃料としても使っている。「北海道の持続可能なエネルギー社会の実現に貢献していく」としている。(長崎潤一郎)