「漏洩は確認してない」 LINE社長の会見、一問一答

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 無料通信アプリ「LINE(ライン)」の個人情報が利用者への具体的な説明が不十分なまま、中国の関連企業からアクセスできる状態にあった問題で、運営するLINEの出沢剛社長らが23日夜、会見を開いた。出沢社長との主なやりとりは次の通り。

 ――中国からのアクセス遮断と、韓国から国内へのデータ移管の決断に至った理由は。

 「信頼回復が第一と思っている。我々のユーザーへの配慮が足りずにこうした事態になったことを重く受け止めている。信頼回復にはなるべく早く、明確な対応をする必要があると思い、遮断やデータ移管を決断した」

 ――情報の漏洩(ろうえい)や流出は本当にないのか。

 「漏洩は現時点で確認していない」

 ――問題にどう向き合うのか。

 「法的にどうこうではなく、ユーザーのわかりやすさ、感覚として『気持ち悪い』という点への配慮が欠けていた。そこに気をまわすことができなかったのが、一番の問題。今日の発表は第一歩。外部からの監査など、もろもろを通じて信頼回復していきたい」

 ――問題を受けて、ユーザー数や企業などのアカウント数に変化はあったか。

 「アカウントやユーザー数は、ありがたいことに大きな変化はなく使って頂いている。本当に感謝している。アカウントについては、自治体や政府関係機関での停止という話は認識している。企業に関しては現状、大きな動きはないと認識している」

 ――今回の対策を受けて、開発のスピードが遅くなるのでは。

 「海外との協業は我々の強み。手続きを踏んで継続する」

 ――今日のZホールディングス(HD)の特別委員会でどんな指摘を受けたか。

 「データの管理状況や消費者保護などさまざまな観点から課題点の指摘を頂いている」

 ――中国で、企業に情報提供を義務づける法律のリスクを考慮したのか。

 「中国での開発は長い間、続けていた。潮目の変化であるとか、我々として見落としていたというのが偽らざるところ。言い換えると、ユーザーへの配慮が足りなかった」

 ――中国から日本に業務を移…

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