まるでドラゴン 町工場発の消防ノズル、独自技術で放水

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竹山栄太郎
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 プラスチックや金属の切削加工を手がけるメーカーのケーエスケー(愛知県安城市)が、技術をいかして消防用ノズル「龍神(りゅうじん)ノズル」を開発し、普及をめざしている。従来のノズルと同じ水量でも、離れた火元に効率よく水を届け、早く火を消せるという。

 同社は楠健治郎社長(78)が1971年に創業。社員13人で、自動車の塗装用の塗料噴射ノズルの部品をつくる町工場だ。特殊なドリルを使い、プラスチックに精密な穴を開ける技術を強みとする。

 従来の消防用ノズルには棒状の水を遠くに飛ばすスムースノズルや、霧状の水を広範囲にかける噴霧ノズルがある。ただいずれも一長一短で、水を遠く、広範囲に飛ばすのが課題だった。楠社長は、自社技術を応用して新型のノズルをつくれるのではと考えた。

変幻自在のからくり

 龍神ノズルには八つの小さな…

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