2人の人間国宝が語る コロナ禍における文楽公演

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増田愛子
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 コロナ下で半年以上、手探りの舞台を続けてきた人形浄瑠璃文楽。大阪・国立文楽劇場の4月公演で共演する、ともに人間国宝の豊竹咲太夫、吉田和生に今の思いを聞いた。

 「客席が歯抜け状態になっていると、目を遣って語ることができないので嫌なものです。別々に座らなければいけないお客様も気の毒で……」と咲太夫。

 昨年9月の公演再開以来、換気などのため、従来の2部制を3部制に。一幕ごとの上演時間も抑えた形をとる。「長い芝居はできません。さらに万一のことを考え、代役がきくものをとなると、上演できる演目は限られてくる。厳しいですね」と現状をうれう。

 ◇4月文楽公演は3~25日(14日休演)。第1部はほかに「花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)」。第2部は「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」。第3部は「傾城(けいせい)阿波の鳴門」と「小鍛治」。1等5500円など。国立劇場チケットセンター(0570・07・9900)。

写真・図版
豊竹咲太夫=2021年3月9日、大阪市

 4月公演では、第1部の「恋…

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