中国・武漢で桜満開 コロナ禍乗り越え、今年も見頃

武漢=平井良和
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 中国湖北省武漢市で「日本の桜」が見頃を迎えている。多くの観光客でにぎわう市内の景勝地・東湖のほとりの桜花園は1979年、田中角栄元首相が前年の日中平和友好条約締結にちなんで78本の日本の桜を贈ったことを機に整備された。桜は増え続け、今はソメイヨシノなど50種類以上、1万本を超える桜が咲く中国屈指の花見の名所となっている。青森県弘前市などから管理の技術指導を受けるなど、日本との交流も続いている。

 武漢は新型コロナウイルスの感染拡大で昨年1月に世界で最初に都市封鎖された。同省は打撃を受けた経済の復調を加速化させるために海外からの投資を積極的に呼びかけており、23~25日には同省政府が日本や韓国、欧州など世界各地の企業を招いて「花見商談会」を催している。垂秀夫駐中国大使も、日本企業や経済団体の代表者らとともに現地を訪れている。(武漢=平井良和)