ホテル療養→無断外出「居酒屋にいる」 感染拡大の宮城

新型コロナウイルス

志村英司、申知仁
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 宮城県は24日、仙台市内のホテルで療養していた男性2人が無断外出していたと発表した。無症状の40代男性と、軽症の70代男性で、「入所から時間が経っており、周囲に広げる可能性は非常に低い」という。施設外への無断外出が確認されたのは初めて。

 40代男性は15日から入所し、23日夜に外に出た。戻るよう電話で説得した保健所職員に、「仙台市内の居酒屋にいる。別のホテルに泊まり、明日自宅に帰る」と答えたという。16日から入所していた70代男性も23日昼ごろ外出し、24日にホテルに忘れ物の電話があり発覚した。いずれも保健所長の判断で自宅療養に切り替えて、健康観察をしていくという。(志村英司、申知仁)

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 新型コロナウイルスの感染拡大が続く宮城県では24日、新たに171人の感染が確認されたとの発表があった。1日の感染者数としては、3月20日の125人を大きく上回り、過去最多となった。

 仙台市はこのうち131人を占め、初めて1日の感染者数が100人を超えた。郡和子仙台市長は「非常に危機的な状態。市民が取り得る最大限の努力を払ってほしい」と呼びかけた。

 3月に入って感染者が増えている宮城県では、18日から独自の緊急事態宣言を出し、4月11日まで不要不急の外出をしないよう求めている。郡市長は、この状況が続けば「まん延防止等重点措置の適用や、特措法に基づく緊急事態宣言も検討せざるを得ない」と述べた。

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