渋谷6人死傷、タクシー運転手死亡 入院中意識回復せず

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 東京都渋谷区笹塚1丁目の甲州街道で1月、横断歩道上にいた歩行者がタクシーにはねられ、1人が死亡し、5人が重軽傷を負った事故で、タクシーを運転していた相沢平次さん(73)=東京都世田谷区新町1丁目=が24日、死亡した。事故直後に意識を失い、くも膜下出血の疑いで入院していた。意識が回復することはなかったという。捜査関係者への取材でわかった。

 警視庁によると、現場は京王線笹塚駅近くの片側4車線の直線道路。事故でアルバイトの女性(当時49)が亡くなったほか、小学3年の男児と母親を含む当時9歳~40代の男女5人が重軽傷を負った。

 タクシー側の信号が赤だった疑いがあるほか、相沢さんが事故の前から意識を失っているような様子がドライブレコーダーに記録されていたことなどから、同庁は相沢さんが病気で意識を失っていた可能性があるとみて調べていた。さらに裏付け捜査を進め、相沢さんを自動車運転死傷処罰法違反の疑いで容疑者死亡のまま書類送検する方針だ。