北朝鮮ミサイル発射、首相「国連決議に違反、強く非難」

楢崎貴司
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 菅義偉首相は25日午前、首相官邸で記者団に「さきほど北朝鮮が弾道ミサイルを2発発射した。昨年の3月29日以来、約1年ぶりのミサイル発射は、我が国と地域の平和、安全を脅かすものであり、国連決議違反でもある。厳重に抗議をし、強く非難をする」と述べた。

 首相は、ミサイル発射を受け、国家安全保障会議を開き、対応を協議したことも明かした。北朝鮮の発射の意図については「分析中」とした。ミサイルは日本の領域には飛来せず、排他的経済水域(EEZ)内にも落下していないとみられる。

 また首相は、25日に福島県から東京五輪パラリンピック開催に向けた聖火リレーが始まることについて、「それぞれの地域で機運を高めていただきたい。感染防止を徹底し、連携しながら進めていく」と述べた。新型コロナウイルスへの対応を続けながら開催に向けた調整を進める考えを改めて示した。首相はこの日、聖火リレーの出発式への参加を見合わせたが、理由については「国会の日程などを総合的に勘案」としている。(楢崎貴司)