自民・竹下派で「禁酒令」 派閥議員はさっそく新解釈

大久保貴裕
[PR]

 自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長は25日、派閥所属議員に対し「間違っても酒飲みになんて行ってはダメだ」と述べ、緊急事態宣言の解除後も慎重な行動を続けるようクギを刺した。同派では、緊急事態宣言下の銀座クラブ訪問で所属議員が離党に追い込まれた経緯がある。

 党本部で行われた同派会合のあいさつで語った。竹下氏は「(外食が)午後9時まで良いようになったが、9時までなんて言わないで、行かない。自覚を持って対応して頂きたい」と強調。会合後、竹下氏は記者団に「酒飲んで、遅くまでやって、見つかったら離党ですよ」として、「それぐらい自己規律を守って欲しいとの思いを込めて言った」と説明した。

 自民党は22日、二階俊博幹事長名で、大人数での会食を控えるように求める通達を各国会議員に出したが、飲酒や会食までは禁じていなかった。そのため、竹下氏の発言について同派議員からは「全く飲まないのは無理だ。節度をもって飲みなさい、との趣旨だろう」(ベテラン)の解釈も出ている。(大久保貴裕)