近鉄が8ホテルを売却、米ファンドに USJ最寄りなど

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筒井竜平
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 近鉄グループホールディングス(GHD)は25日、保有するホテル24カ所のうち、大阪や京都などにある8カ所を米投資ファンドのブラックストーンに10月に売却すると発表した。新型コロナウイルスの影響で鉄道やホテル事業の不振が続いており、資産を手放して財務基盤を強化する。

 売却するのは、京都駅のそばにある「都ホテル 京都八条」(988室)や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン近くの「ホテル近鉄ユニバーサル・シティ」(456室)、「都ホテル 博多」(208室)、「神戸北野ホテル」(30室)、「都リゾート 志摩 ベイサイドテラス」(108室)、「都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト」(127室)、「都ホテル 岐阜長良川」(192室)、「都ホテル 尼崎」(185室)など。8施設あわせた資産の帳簿価格は423億円あるが、実際の売却額は非公表。

 ブラックストーンが過半を出資する会社にホテルを売却し、運営はこの会社から受託する形で引き続き近鉄側が担う。ホテル名や従業員の雇用も維持する方針という。

 コロナ禍で鉄道だけでなく観光事業も売り上げが急減し、近鉄GHDの2020年4~12月期決算の純損益は354億円の赤字(前年同期は313億円の黒字)だった。これまでのホテル経営は自前の資産を運営する形だったが、資産を売却したうえで運営に特化し、収益性を高める手法も増やしていくとしている。筒井竜平

近鉄GHDが25日に売却を発表したホテル

・都ホテル 京都八条(京都市)

・ホテル近鉄ユニバーサル・シ…

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