「いじめ自殺、説明を」認めぬ高校に署名、校長に手紙も

横山輝
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 2017年の私立海星高校(長崎市)の男子生徒(当時16)の自殺を巡り、「主因はいじめ」とする調査結果を受け入れない学校側に対し、塾経営者や在校生らが公の場での説明を求める754筆の署名を25日、学校側に郵送した。

 署名は市内で学習塾を営む佐々木大さん(57)や塾に通う在校生らのグループが集めた。調査結果を拒む理由や遺族対応のあり方などについて年度内に記者会見を開き説明するよう求め、2月10日に署名サイト「Change.org」で賛同を呼びかけ、今月24日までに754筆の署名を集めた。署名は在校生や、海外の人からも寄せられたという。

 メンバーの在校生が校長に宛てた直筆の手紙も添えて送った。校長らに対し「生徒の命や人権を本気で守ってくれていますか? 日々の小さな間違いも生徒はしっかり見ています」とつづった。25日に記者会見した佐々木さんは「教育機関としての良心に基づき生徒に寄り添うことを期待する」と話した。

 男子生徒の自殺を巡り、学校側が設置した第三者委員会は18年11月、学校でのいじめを「主な要因」と認める報告書をまとめたが、学校側は「十分な考察がなされていない」との見解をホームページで示し受け入れを拒んでいる。(横山輝)