新電力で一時首位、エフパワー経営破綻 電力逼迫の影響

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伊藤弘毅
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 企業や家庭に電気を売る新電力会社「F―Power(エフパワー)」(東京都)は24日、会社更生法の適用を東京地裁に申請し、受理された。帝国データバンクによると、負債総額は464億円で、新電力としては過去最大規模となる。今冬の電力需給の逼迫(ひっぱく)で卸電力市場の価格が高騰し、経営が一気に悪化。自力での再建を断念した。

 エフパワーによると、営業を続けながら支援企業のもとで再建をめざす方針で、すでに複数の候補が支援を検討しているという。当面の電力供給にも支障はなく、契約内容が変更になることもないとしている。

 同社は2009年に設立した独立系の新電力会社で、新電力としては大手。帝国データバンクによると、18年4月には契約電力が400万キロワットを超え、新電力で一時首位に立った。しかし、その後は競争が激化し、経営が悪化。18年6月期決算(通期)では、純損益が120億円の赤字に転落していた。

 直近の20年6月期は純損益…

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