「小池知事においおいと思う時もあった」森田知事が回顧

今泉奏
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 4月4日に退任を迎える千葉県森田健作知事は25日、最後の定例記者会見で「身の丈以上の仕事をさせてもらった」と任期を振り返った。後任の熊谷俊人氏の印象を問われると「客観的に、ちょっと小池(百合子)東京都知事と似ていると思うことがよくある」と述べた。

 森田知事は冒頭、「せっかくだから、最後に話そうと思います」と切り出し、約30分間、3期12年を振り返った。1期目の東京湾アクアライン800円化では、当時の麻生太郎首相に「できるわけないだろ」と怒られたが、盟友の菅義偉首相らの協力で実現できた舞台裏を披露。3人でワインで乾杯したことも明かし、「本当に感謝している」と笑顔を見せた。

 次の知事となる熊谷氏については「あんまり付き合いはない。何しろ頑張ってください」と述べた。知事として譲れないことを問われると、「責任を人に転嫁して、誰かのせいだというのはよくない。人間ですから失敗もある。大事なのは同じ轍(てつ)を踏まないこと」と語った。

 熊谷氏と「似ている」と表現した小池知事については、新型コロナウイルスをめぐる4都県知事会議を念頭に「主導権をとってやってくれた。ある時は、おいおいと思う時もあったが、良い結果が出ているのではないか。それは感謝している」と話した。(今泉奏)