EU首脳会議にバイデン氏参加 中国への対処など議論

ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)は25日にオンライン方式で開いた首脳会議にバイデン米大統領を招き、約1時間議論した。気候危機新型コロナウイルスなどの共通課題のほか、台頭する中国への対処についても取り上げた。EU首脳会議のミシェル常任議長(大統領に相当)は「(米国と欧州との)連携のビジョンを聞く機会が持てた」と歓迎した。

 米大統領がEU首脳会議に参加するのはオバマ氏以来となる。トランプ政権下でぎくしゃくした関係を立て直すため、EU側が直接の意見交換を求めた。

 ミシェル氏はバイデン氏に対し、EU首脳会議の機能の一つとして、対中国、対ロシアなどの政策決定を例示した。そのうえで「権威主義的な政治体制が、情報操作サイバー攻撃も使って、人権やルールに基づく秩序を脅かしている」とし、米欧が結束して、民主主義モデルや自由な市場主義経済を強固にしたいとの意向を表明した。(ブリュッセル=青田秀樹)