春の女神すぐそこに 生きた展示と青く輝く蝶の壁に感嘆

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文・川田惇史、写真・西岡臣
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名和昆虫博物館で羽化したギフチョウ=2021年2月28日午後、岐阜市、西岡臣撮影
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 ソメイヨシノの咲く頃に姿を現し、「春の女神」とも呼ばれるチョウと出会える場所がある。そこには、不思議な壁があった。

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青く輝くモルフォチョウの標本。来館者からは「すごい」「きれい」と驚きの声が上がった=岐阜市

 メタリックの深いブルーが壁一面を彩る。青く輝く羽から「世界一美しい」とされる中南米産のモルフォチョウ。アマゾンの森では1キロ先でも飛んでいるのが分かると言われるそのチョウを、482匹も使った縦176センチ、横280センチある巨大な標本は、まさに「蝶(ちょう)の壁」だ。

 名和昆虫博物館(岐阜市)の展示スペースの一番奥にあり、見る角度によって青みがかった光沢が変化する。「1匹1匹の角度を前後左右に少しずつ傾けて配置し、光の反射が異なるように仕上げています」と5代目館長の名和哲夫さん(65)は説明する。

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モルフォチョウの標本の写真を撮る来館者=2021年2月28日、岐阜市、西岡臣撮影

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名和昆虫博物館の北側にある「記念昆虫館」。過去には標本収蔵庫として使われた=2021年2月28日午前、岐阜市、西岡臣撮影

 同館は1919年に昆虫専門…

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