不正入試の聖マリ医大、再び「不適合」評価 改善勧告

伊藤和行
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 医学部入試で女性や浪人生を差別的に扱っていたと指摘された聖マリアンナ医科大学について、大学の教育状況などをチェックする認証評価機関「大学基準協会」は26日、今年度の評価を再び「不適合」にしたと発表した。「本質的な問題を見直していない」として改善勧告を出した。

 協会は昨年2月、聖マリ医科大で不適切な入試が発覚したため、「適合」としていた評価を取り消し「不適合」にした。再び不適合とした理由について協会は「属性による得点調整が事実上行われていた点を大学として認めていない」とし、「定期的な検証システムの導入を含め、学生の受け入れを抜本的に改善する」よう求めた。

 同様に不適切入試が発覚するなどし「不適合」とされていた東京医科、金沢医科、北里、順天堂、福岡の5大学は今年度、「適合」と判定された。(伊藤和行)