ハンドルは車に任せてスマホ 世界初の自動運転を体験

有料会員記事

稲垣千駿
[PR]

 高速道路の渋滞時にハンドルから手を離し、テレビやスマートフォンを楽しめる。そんな世界初の自動運転の機能を、ホンダが5日にリース販売を始めた高級セダンのレジェンドで実現した。他社が既に売り出している「手放し運転」ができる車との違いとは――。

 自動運転の技術は米国に本部を置く技術者・専門家組織SAEの定義で5段階に分類される。レベル2までは操縦の主体が運転者で3からはシステムになる。

 他社が実用化している技術は、手放し運転であっても運転者による監視が必要でレベル2だった。ホンダの技術は一段進化したレベル3で、運転者の監視が必要ない。いつでも交代できるようにしていれば、一定の条件下で操作をすべて車に任せることができる。

 国内では昨年4月に改正道路交通法などが施行され、レベル3の車が公道を走るルールが世界に先駆けて整備された。高速道路で時速60キロ以下といった、システムの作動条件を定める必要があり、レジェンドの機能は自動車専用道路の渋滞時(時速50キロ以下)に利用できる設定になっている。その進化を首都高で体験した。

 使い方は簡単だった。走行中に右手でハンドルに付いたスイッチを操作し、車が周辺の状況を認識するとメーター内が青く光ってシステムが作動。前方を見る必要はあるがハンドルから手を、アクセルやブレーキペダルから足を離せた。日産自動車のスカイラインでも体験したレベル2の技術だ。

 レベル3はその延長線上にあ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。