旭川医大問題、同窓会も吉田学長の解任を請求

井上潜
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 コロナ患者の受け入れをめぐる不適切発言や、滝川市立病院からの高額報酬などの問題が指摘されている旭川医科大学(北海道旭川市)の吉田晃敏学長について、同大の医学部医学科同窓会(会長・原渕保明同大教授)は26日、吉田学長の処分を検討している学長選考会議に対し、学長職の解任を要請したと発表した。

拡大する写真・図版旭川医科大学病院=2020年12月、北海道旭川市

 同会は2月26日~3月14日に、今回の問題について学外の会員にアンケートを行った。その結果、吉田学長の進退について「辞任すべき」、または「どちらかというと辞任すべきだ」との回答が95・3%を占めたことを重視した。

 同会は「本会幹事会で審議した結果、吉田晃敏会員に学長職を自ら辞することを要求すると共に、学長選考会議に解任を要請しました」との見解を示した。

 吉田学長をめぐっては、学内の教職員らでつくる「旭川医科大学の正常化を求める会」が、全教職員(2083人)の半数以上にあたる1106人から吉田学長の辞任を求める署名を集め、学長選考会議に提出した。同大の元助教授らが中心となった「吉田晃敏旭川医科大学学長のリコールを求める全国有志の会」も、1万3354人分の署名を文部科学省などに提出している。(井上潜)