大臣・国家公務員との会食禁止へ NTT 新ルール整備

藤田知也
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 NTTは26日、利害関係がある大臣・副大臣ら政務三役や国家公務員と個別に会食することや贈答品の贈与を禁じる方針を明らかにした。会食の社内ルールを整備し、違反した場合の罰則も定める。グループ企業の全役職員が対象になる方向だ。

 総務省では、澤田純NTT社長らによる高額な接待で同省幹部2人が処分され、他の幹部への接待も調査が続いている。野田聖子総務相や元副大臣らが在任中にNTTグループ幹部と会食し、飲食費を全額負担された例も判明した。

 NTTも特別調査委員会を設置し接待の実態を調べているが、調査にはまだ時間がかかるとし、見直しの方向性を先駆けて公表した。見直しの実施時期や詳細はまだ決まっていない。

 NTTは「本事案は経営層の認識の甘さが原因で発生した。社員に範を示すべき経営層がこうした事態を招き、反省している」としている。NTTグループの企業倫理憲章では、役職員が「不正や不祥事の防止に努め、顧客や取引先との応接で過剰な供授をなくす」と定めていた。(藤田知也)