「ステーキ会食」後の自粛100日 菅首相、出口戦略は

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井上昇
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 「ステーキ会食」で批判を浴び、菅義偉首相が始めた「夜の会食自粛」が26日で、100日となる。朝昼晩と会食を重ね、情報収集や人脈づくりをしていく政治スタイルは、コロナ禍で「行動変容」を強いられた。緊急事態宣言が解除されたいま、首相はいつまで自粛を続けるのだろうか。

 首相は官房長官時代から、朝昼晩を問わず都内のホテルなどで各界の有識者や同僚議員らと意見交換を重ねてきた。首相になった後も平日はほぼ毎日、夜の会食を入れ、下戸ながら「はしご」をすることもあった。

 だが、新型コロナウイルスの感染拡大で状況は一変。朝日新聞の「首相動静」によると、「ステーキ会食」批判を受けて昨年12月17日から夜会食を、今年1月7日に首都圏4都県に緊急事態宣言を出して以降は朝と昼の会食もやめた。

 2カ月半に及んだ宣言の解除を今月18日に決定した際、首相は「飲食」への対策を引き続き重視する方針を示した。記者会見で「飲食店の時間短縮を中心に、ピンポイントで行った対策は大きな成果を上げている」と強調。「会食はできるだけ家族、または4人以内でお願いをします。卒業式、入学式、歓送迎会などの季節となりますが、大人数の会食についてはお控えいただくようお願いします」と呼びかけた。

 では、4人以下の会食なら首相は再開するのか。加藤勝信官房長官は22日の記者会見で「適切な対応がなされるものと思う」と述べるにとどめた。実際のところ、政府は飲食の場での感染防止を目指しており、少人数での会食自粛を求めているわけではない。ただ、首相周辺は「責任ある立場の人間は慎まないと示しが付かない。特に首相は手本にならないと。しばらく会食自粛は続くだろう」と解説した。

 そこには、夜会食で首相が受けた大きなダメージが横たわる。

 首相は昨年12月14日、都…

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