和牛やブランド豚と「常習的」に偽装、元社長に有罪判決

森下友貴
[PR]

 和牛やブランド豚肉と称して販売したとして、不正競争防止法違反(誤認惹起(じゃっき))の罪に問われた食肉卸売会社「神戸サカヱ屋」(現・神戸武蔵フーズ、神戸市東灘区)元社長、海崎孝一被告(61)と法人としての同社に対する判決公判が26日、神戸地裁であった。小倉哲浩裁判長は被告に懲役1年6カ月執行猶予4年(求刑懲役1年6カ月)、同社に求刑通り罰金50万円を言い渡した。

 判決によると、被告は2017年5月~19年1月、納品書の記載内容を偽る手口で、和牛と装って交雑牛の肉約104キログラムを、兵庫県産ブランド豚と装って別の豚肉約72キログラムを、それぞれ飲食店に販売した。

 小倉裁判長は「犯行は常習的。業界全体に対する影響も軽視できない」と指摘。一部を被害弁償していることを踏まえ執行猶予を付けた。(森下友貴)