勝南桜が90連敗 2年以上勝てず、自身の記録を更新

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 大相撲春場所(東京・国技館)13日目の26日、序ノ口の勝南桜(しょうなんざくら)聡太(22)=式秀部屋=が黒星を喫し、2年前の初場所から続く連敗が「90」となった。過去に自身が記録した大相撲史上最長の連敗「89」を上回った。

 中学時代は陸上800メートル走に取り組んでいた勝南桜は、2015年秋場所でデビュー。身長約180センチ、体重約86キロ。通算成績は3勝224敗1休で、16年夏場所から18年名古屋場所途中までの連敗が、当時最長の「89」だった。入門からずっと、番付で一番下の序ノ口にいる。

 しこ名は今年初場所の前、本名にちなんだ服部桜から変えた。「勝南=しょうなん」は出身地の神奈川・湘南から取り、師匠・式秀親方(元幕内北桜)の提案で「勝」の字にした。下の「聡太」は棋士の藤井聡太二冠の強さにあやかったという。

 連敗記録で注目されていることを自覚しているといい、「あんまり気にしすぎると(連敗が)続いてしまう。なるべく気にしないで頑張っています」と話していた。

 大相撲では過去、32連敗した森川(03年名~04年春)=大嶽部屋=、31連敗の平松(75年名~76年夏)=伊勢ケ浜=、高岸(78年夏~79年初)=立浪=、佐野(84年夏~85年初)らが大型連敗を喫している。

 森川は09年、「森麗(もりうらら)」に改名。連敗記録で話題を集めた競馬のハルウララに似ていることから注目された。33歳のいま、序ノ口にいる。

過去の主な連敗記録

しこ名  連敗期間    連敗

勝南桜  19年初~21年春 90※

服部桜  16年夏~18年名 89

森川   03年名~04年春 32

平松   75年名~76年夏 31

高岸   78年夏~79年初 〃

佐野   84年夏~85年初 〃

服部桜は勝南桜の元のしこ名。※は今場所13日目時点。前相撲、番付外の成績は除く。番付は全員序ノ口