スーパークレイジー君議員への不適切言動で市職員停職

堤恭太
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 今年1月31日の埼玉県戸田市議選で初当選したスーパークレイジー君(本名・西本誠)議員(34)に対して不適切な言動をしたとして、市は26日、選挙管理委員会の前事務局長の男性職員(55)を停職1カ月の懲戒処分にした、と発表した。処分は26日付。

 市選管によると、男性職員は、選管事務局長だった2月4日深夜に同議員を呼び出し、「(市内に住んでいるという公選法で定める)居住実態に疑義が生じる場合は当選を辞退するのも一つの選択肢」などと説明したという。同議員は「辞職を勧められた」とネット上などで訴えていた。これを受けて、市は2月18日付で事務局長を異動させていた。

 市は今回の処分理由について「公務に対する信頼を著しく傷つけた」と説明。「当選人に対し、不適切な言動をし、公務の運営に重大な支障を生じさせた」とした。

 これまでの間、選管委員長は「辞職を求める意図はなかったというが、言動は誤解を招くものであり不適切だった」とコメント。同議員は「前事務局長には選挙前までは色々と教えてもらいお世話になっていたので複雑な気持ちです」と話していた。

 同議員に対しては2月15日付で市民から「居住実態がない」とする当選の異議申し出が市選管に提出され、市選管が調査している。同議員は「居住していたことを示す証拠は数多くある」と反論している。(堤恭太)