卒業生ら130人が風船 閉校惜しむ 北茨城・華川中

小松重則
[PR]

 茨城県北茨城市立華川中学校で24日、在校生や父母、卒業生ら約130人が出席して閉校式が行われ、74年の歴史に幕を閉じた。

 同校は1947年に創立され、62年度のピーク時の生徒数は659人だった。常磐炭鉱の閉鎖とともに生徒数も減少。現在は、今年度の卒業生23人を含め、43人となった。1、2年生20人は4月から、統合される磯原中学校に通学する。

 閉校式典では、豊田稔市長が「閉校になっても伝統と崇高な精神は、新しい磯原中に受け継がれていくと確信している」とあいさつ。丹治裕幸校長は「華川中と磯原中が切れ目なくつながっている。新たな未来に向かって、大きな華を咲かせてほしい」と話した。

 生徒代表の2年生、鉄綾乃さんは「閉校になるのはさびしいが、私たちは前に進んでいかねばならない。支えて頂いた多くの方々への感謝の思いとともに、華川中最後の生徒としての活躍を誓います」と述べた。

 生徒たちは式典後、校庭で一斉に風船を飛ばし、母校に別れを告げた。(小松重則)