エジプトで列車事故、32人死亡80人超けが 車両大破

イスタンブール=高野裕介
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 エジプト中部ソハグ県で26日、列車同士が衝突し、乗客ら32人が死亡、84人が負傷した。ロイター通信が保健・人口省の話として伝えた。

 地元メディアなどによると、現場は首都カイロから南に約360キロのソハグ県タハタ。当局者はロイター通信に対し、一方の列車が緊急停止したことで、後ろから来た列車が突っ込んだと説明した。列車はそれほど高速で走行していなかったが、複数の車両が大破したり、転覆したりしたという。捜査当局が詳しい事故原因を調べている。

 在エジプト日本大使館によると、これまでのところ邦人が巻き込まれたとの情報は入っていないという。

 エジプトでは、列車による事故がたびたび起き、安全上の不備を指摘する声も出ている。AP通信によると、2017年には約1800件の列車事故が起きたという。02年にはカイロ近郊を走行中の列車で火災が起き、約370人が死亡している。(イスタンブール=高野裕介)