スエズ運河、土砂の除去作業続く 多数の船舶が足止め

スエズ=北川学
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 エジプト東部のスエズ運河で起きた大型コンテナ船の座礁事故で、スエズ運河庁は26日、船首周辺の土砂を取り除く作業を強化していると明らかにした。作業が終わり次第、満潮時間に合わせてタグボートを使った離礁を試みるという。

 事故は23日、スエズ運河の南端から約11キロの地点で発生。長さ400メートルのコンテナ船が幅約300メートルの水路を塞ぎ、多数の船舶が周辺で足止めされている。

 運河庁によると、現場では作業船がこれまでに1万7千立方メートルの土砂を除去。コンテナ船の周囲に約10隻のタグボートが待機している。ロイター通信などによると、現場付近は28日が大潮で、潮位が高くなる。

 エジプト当局はメディア関係者が現場に立ち入ることを規制しており、記者が作業の様子を直接見ることはできない。(スエズ=北川学)