阪神ドラ1佐藤輝明、プロ初安打がHR わずか5打席目

内田快
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 デビューからわずか5打席目で待望のプロ一発を放ってみせた。プロ野球・阪神タイガースドラフト1位新人、佐藤輝明選手(22、近大)が27日、ヤクルトとの開幕第2戦(神宮)に6番・右翼手で先発出場し、一回の第1打席で初本塁打を放った。

 2点を先制し、なお2死三塁で左打席に。ヤクルトの左腕、田口麗斗(かずと)の2球目をバックスクリーンに放り込んだ。

 「試合で本塁打を打つのが一番気持ちいい。それを目指してやっている」。開幕を前に佐藤輝はそう意気込みを語っていた。先発出場した開幕戦から2試合目。プロ初安打を、狙っていた本塁打で飾った。球団広報を通じ「打った瞬間に行ったと思いました。これでプロ野球選手としての一歩目を踏み出すことができたと思う。これから1本ずつ積み重ねていけるように頑張ります」とコメントした。

 オープン戦では12球団最多の6本塁打を放った。前夜の開幕戦では、遊撃手が二塁ベース後方を守るなど、極端な守備シフトが敷かれた。新人として異例の警戒を受けるなか二回の初打席では左翼への犠飛で打点を挙げていた。

 佐藤輝は兵庫・仁川学院高から近大に進んだ。高校時代に甲子園出場経験はないが、大学進学後に左の強打者として頭角を現し、関西学生リーグでは歴代最多となる14本塁打を放った。昨秋のドラフト会議では4球団が1位指名で競合した。(内田快)