「北海道は弱者じゃない」 札幌駅で稼ぐJRが新タワー

有料会員記事

長崎潤一郎
[PR]

 鉄道事業の赤字が目立つJR北海道だが、道内最大の札幌駅の1日の乗降客数は約20万人を誇る。このターミナル駅でJR北は様々な商業施設を展開し、それらは全国でもトップクラスの「稼ぐ力」を持つ。

 駅直結の商業施設(アピア、パセオ、エスタ、札幌ステラプレイス)の2019年度のテナント売上高は計927億円。JR九州の「JR博多シティ」の年676億円(博多阪急を除く)を上回る。JR北は商業施設の運営子会社から家賃・地代収入として19年度は37億円を得ており、貴重な収益源になっている。

拡大する写真・図版JR札幌駅前の再開発の予定地。現在は駐車場の市有地に、JRタワー(右奥)を上回る新タワーが建設される=2021年3月22日、札幌市中央区

 30年度末の北海道新幹線の札幌延伸後は、さらに多くの人が札幌駅を利用するようになる。この追い風を生かすための再開発がJR北の経営再建の行方を左右する。

 JR北は札幌駅南口で大規模…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら