ミャンマー国軍、91人殺害 トップはクーデター正当化

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バンコク=福山亜希
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 クーデターで国軍が権力を掌握したミャンマーで27日、治安部隊が発砲などで抗議デモを弾圧し、ロイター通信によると91人が殺害された。1日の犠牲者としては2月1日のクーデター後、最悪となった。この日は「国軍記念日」の式典があり、ミンアウンフライン国軍最高司令官が演説で市民の抵抗の動きを批判していた。

 1945年の対日蜂起を記念する「国軍記念日」は、国軍にとって自らの存在感を内外に印象づける重要な節目だ。国軍側は国軍記念日の前に抗議デモを何とか封じ込めようと、弾圧を強めてきた。26日夜には国営放送を通じ、「頭を撃たれる危険があることを学ばなければならない」と警告していた。

 それでも、国軍記念日に大規模なデモをしようとの呼びかけがSNSで拡散し、27日朝から各地でデモが起きた。治安部隊がデモ隊に発砲し、現地メディアによると、最大都市ヤンゴンや第2の都市マンダレーなどで犠牲者が出ている。

 現地の人権団体「政治犯支援協会」によると、クーデター以降、26日までに328人の市民が国軍側の武力行使で死亡しており、累計の死者数は400人を超えたとみられる。

国軍は警告…しかし、大規模デモ

 一方、ミンアウンフライン氏…

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