悪性リンパ腫患った監督 病床からチームを導いた言葉

有料会員記事

高岡佐也子
[PR]

 プロバスケットボールBリーグが始まって5シーズン目。指揮官不在で戦っていたB1大阪エヴェッサが、初のチャンピオンシップ(CS)進出を果たしそうな好位置につけた。危機に直面したチームを勇気づけたもの。それは、たった二つの言葉だった。

 2020―21年シーズンへ向けて始動した昨年6月。天日謙作監督(54)は、体がだるくて訪れた病院で、耳を疑う告知を受けた。悪性リンパ腫――。「血液のがん」とも言われ、免疫力が落ちる病。すぐに入院しなければならない状態だった。

 大阪エヴェッサ創設1年目の05年に采配を振るった「初代監督」。当時加盟していたbjリーグでチームを初代王者に導き、3連覇を成し遂げた。10年に退いたものの、低迷するチームの再建を託されて、19―20年シーズンに復帰。昨季は新型コロナウイルスの感染拡大でリーグ途中で打ち切られたため、今季はいっそうの飛躍が期待されていた。

 チームは将来を見据え、出場…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。