北海道2区補選は野党共闘が決定 立憲・松木氏を候補に

斎藤徹
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 衆院北海道2区補選(4月13日告示、25日投開票)で「野党共闘」を模索してきた立憲民主、共産、社民の各党道組織と市民団体「戦争させない市民の風・北海道」は28日、2区補選に関する政策協定に調印し、立憲の松木謙公・前衆院議員を統一候補とすることを決めた。

 告示まで2週間余りとなる中、政策を巡り距離があった立憲と共産が選挙での勝利を最優先の目標に据え、合意にこぎつけた。2区補選で自民は候補擁立を見送っており、選挙戦は野党統一候補と他の保守系候補の戦いを主軸に展開される構図となった。

 3党と市民団体の代表は28日、「政治とカネ」の問題の徹底究明▽新型コロナから生活を守る緊急対策の実施と格差是正▽憲法を守りジェンダー平等など多様性が尊重される社会の構築、の3点を主要政策とする協定に調印。共産の平岡大介・前札幌市議の立候補を取り下げ、立憲の松木氏を統一候補に決めた。

 野党共闘を提案してきた「市民の風」共同代表の上田文雄・前札幌市長は「現政権に『ノー』という意思表示を突きつけるためには野党結集が必要だ。選挙に勝利し政治を変えよう」と呼びかけた。松木氏は「皆さんの期待に応えるため最大限の努力をする。平岡さんの分もがんばり、勝利という結果を出す」と話した。

 2区補選には、日本維新の会が山崎泉氏、NHK受信料を支払わない方法を教える党が斉藤忠行氏の擁立をそれぞれ表明。他に、政治団体代表の小田々豊氏、無所属の弁護士長友隆典氏、無所属の元アナウンサー鶴羽佳子氏も立候補を表明している。(斎藤徹)