災害時、船上基地局に 実習船「進洋丸」とドコモ提携

神崎卓征
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 地震や津波、台風などの自然災害で通信網が寸断された際、県立宮崎海洋高校の実習船「進洋丸」がNTTドコモ九州支社の船上基地局となる。県教委と同支社が協定を結んだ。

 災害時に沿岸の基地局が壊れて通信不能に陥ったとき、進洋丸が日向灘にいかりを下ろして停泊し、沿岸に電波を発射する。海上だと電波を遮るものがなく、広範囲の被災地をカバーできるという。

 海洋高校とドコモは、輸送力や発電機能など、進洋丸の持つ他の利点にも着目し、新たな価値を見いだす協力をしていくという。(神崎卓征)