ミャンマー国軍幹部、弾圧の夜にパーティー 映像が拡散

小早川遥平
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 ミャンマー治安部隊による弾圧で、市民ら少なくとも114人が死亡した27日夜、国軍幹部らが「国軍記念日」を祝って豪華なパーティーを開いた映像がSNS上に拡散し、人々の怒りを買っている。

 AFP通信などによると、パーティーは、ロシアの国防次官などを招いて首都ネピドーで開かれ、食事のほか、音楽の演奏もあった。国営放送は、ミンアウンフライン最高司令官ら軍関係者が白い制服と蝶(ちょう)ネクタイを身につけ、レッドカーペットを歩く様子を放送。SNS上では、その映像が犠牲者の画像と並べられて拡散し、多くの人が抗議の意思を示すコメントを載せた。

 国軍はこの日、市民による抗議デモへの暴力を各地で激化させ、114人の死者は2月のクーデター後、最悪となった。10~16歳の子どもも犠牲になった。

 ミャンマーの活動家、マウンザルニ氏は「私たちはこの武装集団を軍隊ではなく、ネピドーのテロリストと呼ぶ。テロリストたちはタキシードを着ている」とツイート。国際社会に「圧倒的な国民の総意を尊重してほしい」と呼びかけた。(小早川遥平)