照ノ富士「師匠の顔に泥塗らぬ気持ちで」 優勝受け会見

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 大相撲春場所で3度目の優勝を果たし、大関復帰を確実にしている関脇照ノ富士千秋楽から一夜明けた29日、オンラインで会見し、「精いっぱい頑張れた。ほっとした」と話した。

 12日目に大関昇進の目安とされる勝ち星数(9勝)に届いたが、そこからいかに星を積み上げるかにこだわったという。昇進を推薦する審判部の部長が、自分の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)だからだ。「師匠だから(有利なのでは)というのがどうせ出てくる。師匠の顔に泥をぬることは絶対許さないという気持ちで臨みました」。最終的に目安を3勝上回った。

 けがなどに泣かされ、2年前の春場所、序二段で土俵に復帰した。ここまでの道のりについて聞かれた照ノ富士は「けがで車いすでいるときに、必死に生きようとしている自分がいた。1日の大切さはそのときに学びました。周りの方の支えもあって、今にたどり着いたかなと思います」。

 照ノ富士の大関復帰は、31日に正式に決まる。