「強く非難する」加藤氏、ミャンマー国軍のデモ弾圧で

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 加藤勝信官房長官は29日午前の記者会見で、ミャンマーでの抗議デモに対する国軍の弾圧について、「国際社会のたび重なる呼びかけにもかかわらず、多数の死傷者が発生し続けている状況を強く非難する」と強調した。ミャンマーに対する今後の支援については、事態の推移を見て検討する考えを示した。

 現地報道によると、国軍による抗議デモは激化しており、27日の死者は2月のクーデター後で最多となる114人にのぼった。加藤氏は、国軍による市民への発砲や報道活動に対する厳しい取り締まりが続いているとして、「民主主義の重要性を訴えるミャンマー国軍の公式発表とも矛盾する行動だ」と非難した。

 日本はミャンマーに対して先進国で最大の援助国となっている。支援のあり方について加藤氏は、「経済協力を含む今後の対応は、事態の沈静化や民主的な体制の回復を見て、どのような対応が効果的か具体的に検討し、総合的に進めていきたい」と述べた。