映画プロデューサー原正人さん死去 「乱」「雨あがる」

 黒澤明監督の「乱」や大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」など、名作映画を多く手がけた映画プロデューサーの原正人(はら・まさと、本名山田良雄〈やまだ・よしお〉)さんが17日、心不全のため死去した。89歳だった。葬儀は近親者で営んだ。

 1958年に日本ヘラルド映画に入社。「エマニエル夫人」などの洋画宣伝を担い、国内でのヒットにつなげた。81年には製作配給会社のヘラルド・エース(現アスミック・エース)を設立し、「戦場のメリークリスマス」(83年)や「乱」(85年)など、外国との合作大作の日本側プロデューサーを務めた。

 他のプロデュース映画に「瀬戸内少年野球団」「失楽園」「金融腐蝕(ふしょく)列島 呪縛」「雨あがる」「突入せよ!『あさま山荘』事件」「武士の家計簿」などがある。