「せっかち」な菅首相、閣僚10人呼ぶ 翌朝会うのに

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井上昇
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 新年度予算の成立から週が明けた29日、菅義偉首相は10人の閣僚と立て続けに面会し、政権の看板の「デジタル化」や「脱炭素化」などをめぐり矢継ぎ早に対応を指示した。閣内からも「せっかち」と評される首相。閣僚たちが国会に縛り付けとなった予算審議を26日に終えたのを区切りに、再び「スピード感」の演出を図っているようだ。

 首相はこの日午前、安倍晋三・前首相の衆院議員会館の部屋に出向き、安倍氏と約50分にわたり面会した。首相官邸に戻ると、「来月には訪米するので、8年間にわたり政権を担った安倍氏と内政・外交について意見交換した。非常に有意義だった」と記者団に語った。政界では「衆院解散についても話したんだろう」(立憲民主党の幹部)との観測も流れた。

 午後は閣僚たちを相次いで官邸に呼んだ。

 まずは平井卓也デジタル改革担当相と30分間、面会。デジタル庁創設などのための「デジタル改革関連法案」の衆院審議の状況の報告を受けた。

 続いて脱炭素化。梶山弘志経…

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