第1回「スマホなしでも生き残れる」 中国が描く局面転換

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福田直之、北京=西山明宏
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半導体ウォーズ 第1回

 「私たちはスマートフォンに頼ることなく生き残れる」。中国の通信機器大手、華為技術ファーウェイ)の創業者で最高経営責任者(CEO)の任正非(レンチョンフェイ)氏は2月9日、山西省太原市で記者団にこう述べた。

拡大する写真・図版高性能半導体「昇騰(アセンド)910」を発表する華為技術(ファーウェイ)の徐直軍輪番会長=2019年8月23日、広東省深圳市、福田直之撮影

 任氏がメディアの前に姿を現したのは約1年ぶり。華為を取り巻く環境は、この1年で急激に厳しくなっていた。

 スマホや5G基地局、人工知能(AI)など華為の世界展開を支えてきたのが高性能半導体だ。子会社の海思半導体(ハイシリコン)が設計し、台湾の台湾積体電路製造(TSMC)が世界最高の技術で作っていた。

 だが、米国は華為の競争力を…

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