黄砂、30日は北海道や東北にも 交通に影響出る恐れも

山岸玲
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 西日本各地や北陸で29日、中国からの黄砂が観測された。気象庁によると、30日にかけて飛来する範囲は北海道や東北にも広がる見込み。洗濯物への付着や、視界不良による車の運転への影響などに注意が必要という。

 今回の黄砂は27日ごろに中国大陸で発達した低気圧によって吹き上げられた。朝鮮半島では29日、見通しがきく距離「視程」が2キロ未満になった。

 日本付近では濃度が薄まったが、29日の日中に各市で確認された視程は、福井5キロ▽金沢、山口・下関、松江、松山6キロ▽富山、広島、高松、佐賀、長崎8キロ▽福岡9キロなど。

 30日も関東甲信を除き、各地で黄砂が予想されている。地域によっては視程が5キロ未満になり、交通に影響が出る恐れもある。呼吸器系の疾患がある人も、注意が必要とされる。換気のために短時間、窓を開けるのは問題ない濃度という。(山岸玲)