ピアニストの遠山慶子さん死去 87歳、パリ拠点に活躍

 パリを拠点に国際的に活躍したピアニストの遠山慶子(とおやま・けいこ)さんが29日、脳腫瘍(しゅよう)で死去した。87歳だった。葬儀は近親者で営む。

 フランスの名ピアニスト、アルフレッド・コルトーに才能を認められ、20歳で渡仏。1963年にパリでデビューした。ソリストとしての活動のみならず、室内楽や伴奏にも定評があり、とりわけモーツァルトで高い評価を得た。ウィーン・フィルの楽員たちとも共演を重ねた。

 ロンティボー国際コンクールなどの審査員を務め、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバルでも長く講師を務めた。

 夫は音楽評論家の故遠山一行さん。